日本語の「新潟」が中国語でも「新潟」と書くことは、大学で勉強したんです。中国語では「泻(=瀉しゃ)」という漢字があり、「新潟」はよく「新泻」と表記されるんです。そして、中国の新華通信社や編訳局など、いわゆる訳名の基準を確定する機構もそれをきちんと規定しています。日本語とまったく同じ発音と意味の簡体字「潟」があるからです。大学では、先生も「潟」は「瀉」とは違う漢字だと説明してくれましたが、それはどうでしょうか。
確か標準中国語では違う漢字になっています。「潟」は海岸の湖などを意味しているが、「瀉」は水が早く下へ流れることで、発音も異なるんです。
ところが最近できたばかりのGooオンライン日中辞書も、「潟」を「泻湖」と解釈しているんです。古代中国語では「?」と「冩」と同じで、「潟」と「瀉」とは同じ意味だと主張する人がいます。新潟県関係の公式サイト中国語版に、サブページ以下、「瀉」と「潟」と混同するケースは少なくないです。この前ネットで調べた結果、新潟県内の道路で「新泻」と書いてあるケースもあります。それはもはや旧字「瀉」からの簡体字ではなく、現代の「潟」という字が苦手のせいか省略して書いたんですね。これはたぶん、K先生が「権」を「权」に書くことと同じ現象でしょう。中国でも「不規範簡化字」と呼ばれる俗字もいっぱいあるし、日本のと大体同じように書かれるんですからね。
つまり、一般中国人にとっては、「新潟」か「新泻」かはどうでもいいことかもしれません。「新潟」と書いても、正確に読める人はそれほどいないはずですが、どちらを書いても、日本のあそこだと分かっているでしょう。
しかし、わたしという人間は、どこでもいつでもどうでもいいと思うみんなと戦うことが好みです。(まこと残念なバカ正直人間で申し訳ないです)
なぜ新潟を新泻と書いてはいけないかについて、文字委員会や新華通信社などがそれぞれの理由を主張しているのです。しかしわたしが守りたいのは新潟県の理由。中国語では「泻」という漢字の意味はよくないから、必ず、この地名の由来を意味する正しい漢字を書こうということです。
横浜の場合はまた違います。「浜」と同じ字形の簡体字がありますが、日本語の「浜」は「濱」なので、中国語簡体字は「滨」です。ですから横浜は横滨で、浜下武志は両方。人名の場合は誤用が多い理由は、中国人はその違いが分かっていないからです。横浜は、横濱と書かれる時代からなじみなので余儀なく横滨です。唯一の破綻は、上海には横浜路という地名があります。発音もヒン(Bin)ではなく、ホウ(Bang)となります。それは元租界だから日本語からもらった地名か、上海によくある「~浜」という地名の一つか、知らなくて情けません。
中国語の「浜」は、小さい溝の意味など、「濱」が描く広くてきれいな海辺のイメージはあまりないです。
横浜は横滨です。
やはり、漢字の意味から考えなければいけないようです。誰でも、ふるさとの名前をきれいに覚えてもらいたいでしょう。
ですから、Chinaは中国で、Souelは首尔(爾)です。
こんなに論証なし、結論なしの喧嘩をあまりにも多くすると、勉強にはダメかもしれませんけど。